楊嵐羽弁護士は弁護士として業務を開始してすぐに渉外法務サービスに力を入れ、主に対内直接投資、クロスボーダー投資、国際貿易と渉外紛争解決の分野を取り扱っています。
楊弁護士は大陸法系およびコモンロー系の専門法律教育を受けており、この強みを活かして中国および外国のクライアントのクロスボーダー投資、販売、紛争解決等での法律問題の解決をサポートしています。
その国際的な教育バックグラウンドとクライアント第一のサービス方針により、クライアントの信頼と評価を得ています。
楊弁護士は瀘州老窖股份有限公司の販売会社，四川省能源投資集団有限責任公司、中国華西企業股份有限公司等の多数の有名国有企業のクロスボーダー投資プロジェクトに法務サービスを提供しています。
サービスを提供しているクロスボーダー投資プロジェクトは、不動産、エネルギー、航空、銀行および自動車業界等の多岐にわたり、十以上の国と地域に及んでいます。
楊弁護は多くの外資系企業、合弁会社の中国法律顧問も務め、国際紛争解決において外国の弁護士と連携し、中華人民共和国の法律の下での諮問意見書を提供しています。

2012～2013：ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス（LSE）、商法修士
2008～2012：中国政法大学（CUPL），法律学士

イングランド・ウェールズ弁護士会の選抜を経て、第29回「中国弁護士研修計画」の全国15名の候補者の一人に選ばれる（2019年）。
成都弁護士協会から渉外法務サービス「予備人材」の称号を授与される（2016年）。

クロスボーダー投資（ODI）
国有企業を代表し約3億ドルの航空分野買収業務を遂行。取引構造に諮問意見書を提供し、外国企業の投資制限を重点にデューデリジェンスを実施。
航空会社を代表してネパールでの交渉および合弁会社設立に法務サービスを提供。
民間企業の中国法律顧問として、マルタの銀行買収をサポートし、スイス、ルクセンブルグ、マルタの弁護士と連携し、売主およびその管理監督機関MFSAとの商談に加わり、取引書類を審査した。
自動車メーカーを代表してイランでの合弁会社設立に法務サービスを提供。
国有企業を代表して米国で行う約600万元のベンチャーキャピタルプロジェクトを処理。
投資先と交渉し、取引書類を起草し、契約全体の履行を監督し投資先に事業計画書の各目標計画を達成させた。
国有企業を代表してタイの鉱業会社2社にデューデリジェンスを行う（重点は許可証の調査）。
国有企業を代表して香港持株会社を通じてオーストラリアにあるワイナリーを買収。
海外直接投資（FDI）
ポーランドのクライアントの中国で物流事業を展開する単独資本会社の設立に法律意見書を提供。
香港のクライアントを代表して中国の対象会社の土地、工場、倉庫等の資産を買収し、物流事業運営に転換。
主にデューデリジェンスと取引書類の起草を担当し、租税最優遇原則に従って取引方式に意見を提出した。
中国医療機器小売業者を代表して（投資先として）デンマーク医療機器メーカーと株式提携を実施。主に商談と取引書類の審査を担当した。
リチウム生産に従事する外国資本単独企業に中国での会社設立、外債誘致、株式投資、登記資本金の使用等の問題に法務サービスを提供するとともに、常任法律顧問を務めた。
渉外紛争解決
中国の被告を代表してフランスの原告の契約紛争要求に基づく50万ドルの賠償請求を棄却することに成功した。
中国のクライアントの弁護士として、ニュージーランドの弁護士と締結した覚書条項にある保証金を返金するかどうかの契約紛争について提携した。
中国のメーカーを代表しドイツのメーカーが国際商業会議所（ICC）に行った知的財産権侵害の申し立てに回答した。
モンゴルの被告を代表し中国の原告の設備賃貸借契約に基づいて申し立てた1,500万元を超える賠償請求を棄却することに成功した。
中国のクライアントの弁護士として、フィジーの弁護士と協力し、フィジー高等裁判所に退去命令の申立てを行い、土地の不法占有者を立ち退かせた。
トルコのクライアントの顧問として、中国側との特注設備生産契約における紛争の調停に携わった。