呉小琛弁護士は2001年より弁護士として業務を開始しました。
20年近い弁護士業務の中、100社以上の輸出企業を代表して中国、米国、EU等のアンチダンピング、補助金相殺関税と支援措置調査等に応訴し、多くの中国アンチダンピング調査の「初」を作り出してきました。その中には、初の価格約束、初の無損害、初の期間中再審査、初の新輸出業者再審査、初の訴訟取り下げ、初の税金還付事件等があります。
呉弁護士のクライアントには、中華人民共和国商務部、AVEBE、BASF、バイエル、DSM、JFE鋼鉄、三井化学、三菱化学、LG化学と台塑等があります。
中国の弁護士になる前、1993年から1998年まで、呉弁護士は中華人民共和国商務部に勤務し、「中華人民共和国外国国際商取引法」と「中華人民共和国アンチダンピング補助金相殺関税条例」の起草に携わりました。さらに1997年、中国初のアンチダンピング調査官として、中国初のアンチダンピング調査を開始しました。
1998から2001年まで、呉弁護士は米国ホワイト&ケース法律事務所ワシントン事務所で弁護士（米国ニューヨーク州弁護士資格）として勤務していました。

1989～1993 対外経済貿易大学 法学学士
1998～1999 米国ワシントン大学ロースクール 法学修士

1993～1998 対外貿易経済合作部（現商務部）条法司
1998～2001 米国ホワイト&ケース法律事務所ワシントン事務所 弁護士
2001～2018 北京天地和／浩天信和 (等)法律事務所　弁護士パートナー
2018～現在 泰和泰（北京）法律事務所 シニアパートナー

米国ニューヨーク州弁護士資格 (1999)
中華人民共和国商務部WTOドーハ・ラウンド交渉法律顧問

呉弁護士は国際的に有名なChambers, Who is Who legal雑誌で中国一流アンチダンピング弁護士に選ばれる。
2014年、呉弁護士は北京市朝陽区優秀人材帰国創業「鳳凰賞」を受賞。

JFE鋼鉄会社を代表して中国初のアンチダンピング価格約束協定を締結。
BASF、LG化学、Toyo等12社の企業を代表して中国初のアンチダンピング無損害裁決を獲得。
Toray-Saehan社を代表して中国初のアンチダンピング期間中再審査調査を行い、ゼロ税率を獲得。
LG化学を代表して中国初のアンチダンピング新輸出業者再審査調査を行い、ゼロ税率を獲得。
BASF社を代表して中国初のアンチダンピング税金還付調査手続きを行う

Antidumping Law and Practice of China Kluwer Law International (2008)