森教授は2023年1月に泰和泰（北京）法律事務所のシニアパートナー馮超弁護士のチームに加入し、馮超弁護士と協力し、総合法務、知財、紛争解決等の業務依頼と相談を受ける。
森教授は、早稲田大学政治経済学部卒業後、29年間、経済産業省等日本政府における要職を歴任。1994年から1996年まで日中経済協会北京事務所長として経済産業省の代表として、日中経済関係の発展に貢献、特に、通商産業省政策史を中国語に翻訳し、中国の産業政策にとって貴重な文献を作成。また、中国の大学との交流にも貢献し、西安の西北大学名誉教授、首都経済貿易大学客員教授として中国の学生に講義を行い中国人学生の教育に貢献した。
日欧関係についても、1987年から1990年に外務省に出向し在オランダ日本国大使館一等書記官として貢献し、オランダ政府からオレンジナッソー勲章を受章。
また、2007年に長年の日本政府の政策への貢献に対して、経済産業大臣表彰を受けた。研究・イノベーション学会評議員を嘱任。

1973年4月----1977年3月 早稲田大学政治経済学部　学士

1977年4月----1987年4月　通商産業省（現　経済産業省）事務官
1987年5月----1990年5月　外務省　在オランダ日本国一等書記官（経済担当）
1990年6月----1994年4月　通商産業省（現　経済産業省）基礎新素材対策室長
1994年5月----1996年4月　日中経済協会兼日中投資促進機構北京事務所長、在北京日本人商工会議所副会頭、在北京日本国大使館付属日本人学校建設募金委員会委員長
1996年5月----2006年3月　貿易保険機構事務局長、アジア経済研究所次長、内閣府物価政策課長等を歴任
2006年4月----2022年9月　早稲田大学大学院創造理工学研究科経営デザイン専攻教授早稲田大学創造理工学部社会文化領域教授
2023年1月----現在　泰和泰（北京）法律事務所　オブカンセル（特別顧問）

1. 『バイオ知財入門−技術の基礎から特許戦略まで』2010年2月　三和書籍
2. 『国家試験　知的財産管理技能検定2級（実技）予想問題、過去問（3回分）』2009年10月　三和書籍
3. 『中国の新産業政策』1994年9月　日本経済新聞
4. 『日本商標法実務』2012年4月　国家知識産権局専利復審委員会組織編　知識産権出版社　（共著）
5. 『中国知的財産管理実務ハンドブック』2006年5月　中央経済社（共著）
6. 『CIO　IT経営戦略の最高情報統括責任者』2005年7月　電気通信協会　（共著）
7.『日独の比較を中心とする第4次産業革命（Industrie 4.0)の現状分析－製造工程における「労働者の価値創造」を志向するスマートマニュファクチュアリング技術の政策と課題』2018年3月　人文科学研究58号
8. 『DNAチップの市場変化と知財管理の新たな課題』2016年3月　人文社会科学研究56号
9. 『知財マネジメントにおける企業内部門間連携―特許出願判断等に関する技術評価の現状と課題』2015年3月　人文社会科学研究55号
10. 『パテントプールの効用といくつかの運用上の問題点について—「アンチコモンズの悲劇」の回避の問題点と今後の課題』2013年3月　人文社会科学研究53号
11. 『特許分析を利用したバイオ資源の応用に関する考察』2012年3月　人文社会科学研究52号
12. 『特許分析を利用した透明電導膜の応用に関する考察』2011年3月　人文社会科学研究51号
13. 『バイオ特許における生物多様性問題に関する一考察』2010年3月　人文社会科学研究50号